2012年8月20日月曜日

歴史と文化とエネルギーの里『石徹白』訪問!!


先日の8月11,12日、岐阜県郡上市の白鳥町の北西にある
『石徹白』地区を訪問してきました!!


メンバーは立命館大学の学生11名、昨年度卒業した新社会人が6名、
名古屋大学・南山大学から1名ずつの、計20名の予想外の大所帯…(笑)


石徹白は、日本三名山の一つ、白山を崇める
白山信仰を中心とした集落です。

白山信仰を中心とした文化や歴史が色濃く残っている石徹白ですが、
現在ではらせん型小水力発電、上掛け式水車など計3機の小水力発電機が導入され、

最近ではメディアで取り上げられたり、
小水力発電の視察で来られる方が増えたりと話題の場所です。




まずは地元の女性の方々が地元の野菜、特産品を使って運営しておられる
『くくりひめカフェ』にて昼食のほうれん草カレーを頂き腹ごしらえ。




地元NPOの理事長さんの案内のもと、集落の中心である白山中居神社へ。






上掛け水車

らせん型水車を見せてもらいました。

その後は、意見交流会・座談会。

地元の方4人と

石徹白の歴史現在のまちづくり活動の様子小水力発電について
どう考えておられるのか…
などなど色々なお話を聞かせて頂きました。

お話の中で

『信仰の対象である白山の恵みが水を生み、各地へ巡る川となって、岐阜、富山、福井などの平野部の大穀倉地帯に恵みをもたらしている。白山がもたらす水を媒介にしながら、さまざまな山の恵みが自分たちに返ってきている。』

『別に小水力発電自体に固執しているわけでもなく、脱原発とかいった思いも強くはなかった。ただ、石徹白のために何かしようとなった時に小水力発電に繋がった…』というお話が印象に残りました。

地域づくりも、電気、エネルギーも結局は、『それを使う人がどう暮らしていくのか?』『どのような地域で生きていきたいのか?』という話がベースになるのかなと思います。

僕たちもその観点を忘れず、地域と関わりやエネルギーのあり方だったり、暮らし方を考えていきたいですね。

1日目は以上!!
二日目に続く